c_graphics
Cグラフィックスライブラリ
簡易C において利用できるグラフィックスライブラリです.
準備
#include<x.h>
を追加して実行します
例
#include<x.h> int main () { int x,y; drawGrid();//グリッド線の描画 setColor(255,0,0);//描画色の設定 x=30; y=50; while (x<300) { clear();//画面消去 fillRect(x,y , 50, 50);//四角形の描画 x+=2; update();//待機 } }
関数一覧
- void setColor(int r,int g,int b);
描画に使う色を指定します。 r: 色の赤成分(0-255) g: 色の緑成分(0-255) b: 色の青成分(0-255)
- void fillRect(int x,int y,int width,int height);
四角形を描画します x: 描画位置(左上)のx座標 y: 描画位置(左上)のy座標 width: 四角形の横幅 height: 四角形の縦幅
- void drawString(char *string,int x,int y);
文字列を描画します string: 描画する文字列 x: 描画位置(左上)のx座標 y: 描画位置(左上)のy座標
- void drawNumber(int number,int x,int y);
数値を描画します number: 描画する数値 x: 描画位置(左上)のx座標 y: 描画位置(左上)のy座標
- void drawLine(int x1,int y1,int x2,int y2);
点1(x1,y1)と点2(x2,y2)を結ぶ直線描画します x1: 点1のx座標 y1: 点1のy座標 x2: 点2のx座標 y2: 点2のy座標
- void fillOval(int x,int y,int width,int height);
円(楕円)を描画します x: 描画位置(左上)のx座標 y: 描画位置(左上)のy座標 width: 楕円の横幅 height: 楕円の縦幅
- void setPen(int x,int y);
線を描くときに、開始点を設定します。 x: 開始点のx座標 y: 開始点のy座標
- void movePen(int dx,int dy);
線を描きます。前回setPen で設定した場所、または直前のmovePenで移動した場所からの相対座標を指定します。 dx: 描く方向の相対座標(x座標) dy: 描く方向の相対座標(y座標)
- void update();
グラフィックスを実際に描画し、数ミリ秒待機します。次のような状況で呼び出してください。 *アニメーションを行う場合に、1コマ分の表示を行う *scanfを行う直前に、それまでに描いた絵を表示する
- int getkey(char* k)
キー入力を判定します k: キーの名前 Left, Right, Up, Down : カーソルキーの上下左右 space: スペースキー A-Z: アルファベット A-Z 0-9: 数字キー Shift_L: 左シフトキー Shift_R: 右シフトキー Button1: マウスの左ボタン * 戻り値: 0=押されていない 1=押されたばかり 2以上=押し続けられている
- void clear();
実行画面に描かれたグラフィックスを消します。アニメーションで物が動いて見えるように表示させたいとき、そのフレームの描画を行う前に使います。
使い方は例を参照してください。
- void drawGrid();
実行画面に座標を表示します。一度呼ぶだけでclear命令が呼ばれても座標は表示され続けます。
- void setLineWidth(int w);
movePen命令とdrawLine命令で描かれる線の太さを設定します。初期値は1になっています。0や負の値は無視されます。 w: 描く線の太さ
- void setTextSize(int sz);
drawString命令とdrawNumber命令で描かれる文字のサイズを設定します。 sz: 描く文字のサイズ