py_graphics
Pythonグラフィックスライブラリ
Python において利用できるグラフィックスライブラリです.
準備
import g
を追加して実行します
例
import g g.drawGrid() #グリッド線の描画 g.setColor(255,0,0) #描画色の設定 x=30 y=50 def move(): global x,y if x<300: g.clear() #画面消去 g.fillRect(x,y , 50, 50) #四角形の描画 x+=2 g.setTimeout(move,20) #少し待って次の動作 move()
メソッド(命令)一覧
- g.setColor(red,green,blue)
描画に使う色を指定します。red: 色の赤成分(0-255) green: 色の緑成分(0-255) blue: 色の青成分(0-255)
- g.fillRect(x,y,width,height)
四角形を描画しますx: 描画位置(左上)のx座標 y: 描画位置(左上)のy座標 width: 四角形の横幅 height: 四角形の縦幅
- g.drawString(string,x,y)
文字列を描画しますstring: 描画する文字列 x: 描画位置(左上)のx座標 y: 描画位置(左上)のy座標
- g.drawNumber(number,x,y)
数値を描画しますnumber: 描画する数値 x: 描画位置(左上)のx座標 y: 描画位置(左上)のy座標
- g.drawLine(x1,y1,x2,y2)
点1(x1,y1)と点2(x2,y2)を結ぶ直線描画しますx1: 点1のx座標 y1: 点1のy座標 x2: 点2のx座標 y2: 点2のy座標
- g.fillOval(x,y,width,height)
円(楕円)を描画しますx: 描画位置(左上)のx座標 y: 描画位置(左上)のy座標 width: 楕円の横幅 height: 楕円の縦幅
- g.setPen(x,y)
線を描くときに、開始点を設定します。x: 開始点のx座標 y: 開始点のy座標
- g.movePen(dx,dy)
線を描きます。前回setPen で設定した場所、または直前のmovePenで移動した場所からの相対座標を指定します。dx: 描く方向の相対座標(x座標) dy: 描く方向の相対座標(y座標)
- g.setTimeout(f, msec)
指定した時間が経過した後に関数を実行しますf: 関数名(" " をつけずに直接書いてください) msec: 時間(ミリ秒)
- g.getkey(k)
キー入力を判定しますk: キーの名前(" "で囲ってください) Left, Right, Up, Down : カーソルキーの上下左右 space: スペースキー A-Z: アルファベット A-Z 0-9: 数字キー Shift_L: 左シフトキー Shift_R: 右シフトキー Button1: マウスの左ボタン * 戻り値: 0=押されていない 1=押されたばかり 2以上=押し続けられている
- g.clear()
実行画面に描かれたグラフィックスを消します。アニメーションで物が動いて見えるように表示させたいとき、そのフレームの描画を行う前に使います。
使い方は例を参照してください。
- g.drawGrid()
実行画面に座標を表示します。一度呼ぶだけでclear命令が呼ばれても座標は表示され続けます。
- g.setLineWidth(w)
movePen命令とdrawLine命令で描かれる線の太さを設定します。初期値は1になっています。0や負の値は無視されます。w: 描く線の太さ
- g.setTextSize(sz)
drawString命令とdrawNumber命令で描かれる文字のサイズを設定します。sz: 描く文字のサイズ